> お問合せ

Fascinating Garden
Culture Experience

名勝渉成園―枳殻邸―

京都・東本願寺の飛地境内地(別邸)「名勝 渉成園」は、江戸時代に成立した歴史深い庭園です。京都駅前に立地し、約1万600坪の広大な敷地に大小二つの池と茶室や書院など瀟洒な御殿群を有し、モミジやサクラを始め、四季折々の花が咲きほこり、変化に富んだ景観が楽しめます。東本願寺の「迎賓館」としての役割を持ち、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜や明治天皇、ニコライ二世など国内外から多くの賓客が訪れた「おもてなしの庭」となっています。江戸時代の荘厳な石組を残し、文人趣味溢れる仏寺庭園として国の名勝にも指定されています。

「渉成園」の名前は、中国の詩人陶淵明の「帰去来辞」の一節 「園日渉而以成趣」(園、日に渉って以って趣を成す)よりとられています。 日毎、季節毎に、時代を越えてその美しさが続くように。海を越えて、多くの皆様に愛されるお庭であって欲しい。 そう願いながら、東本願寺御用達を務める植彌加藤造園の庭師が、日々お手入れを行っています。

東本願寺公式渉成園ページ 植彌加藤造園公式渉成園ページ